こんにちは、

新人歯科衛生士の藤原です

先日スケーリング（歯石とり）セミナーに行ってきました！

歯石は歯周病を進行させる原因になり、

歯石を除去することは、歯周病の進行を抑える上で

必須です。

歯石取りには大きく分けて、

超音波の振動を利用して歯石を除去する方法と、

手用の器具を用いて衛生士が手で除去する方法があります。

この二つを組み合わせて長年かけて歯にこびり付いた歯石を残さず除去していきます。

歯石とりには順序があります。

まずは、歯茎より上に付着している歯石を超音波の機械を使用し除去します。

先に超音波で浅い位置にある大きな歯石を取り除くことで 、歯ぐきの中に付着する歯石への手用器具の到達を容易にします。

歯茎の中、深くについている歯石は非常に硬く超音波ではとりきることが困難なため、衛生士が手で取っていく必要があります。

手用器具を用いた歯石とりは、歯一本ずつ丁寧に除去していくため、時間がかかります。

患者様への負担も考え、歯石の量にもよりますが、お口の中をブロックに分け数回かけて除去していきます。

そのため歯周病治療には

回数がかかってしまうのです

歯の根っこの形は様々で、上下の同じ部位の歯であっても形が全く違います。人によっても違いがあり、凹凸があったり、隣の歯と近接していたり。

それぞれの歯の根っこの形に合う器具を選び方、基本操作やポジショニングについて学びました。