口内炎の症状と原因について
気付いたらできていていつの間にか治っている口内炎は私たちの身近なお口のトラブルひとつですね😵💦
口内炎は、口の中やその周辺の粘膜におこる炎症の総称です。
頬っぺたの内側にできることが多いですが、唇にできるものは「口唇炎」、口角にできるものは「口角炎」、舌にできるものは「舌炎」と呼ばれ、広い範囲で発生します。
一つだけできることもあれば、何個もできたり、なかなか治りにくかったり、、、とその症状はさまざまです。
口内炎の原因としては
・免疫力の低下・細菌・ウイルス・病気・薬
が考えられます。
口内炎の種類は4つあり
①アフタ性口内炎
一般的な口内炎のタイプです。免疫力が低下している時やストレスを感じている時にできます。そのため規則正しい生活と栄養バランスに気を付けて食事をすることが予防につながります。2週間以内に治ることがほとんどですが、再発を繰り返すこともあります。
②外傷性口内炎
歯ブラシや入れ歯などによって粘膜に傷がつくと、傷口から細菌が繁殖して炎症が起こることで口内炎が発症します。菌が増殖しているので、口臭がすることもあります。ですので日ごろからお口の中を清潔に保ち、自分に合った歯ブラシなどのケアグッズを使用するようにしましょう🪥🦷✨
③ヘルペス性口内炎
ヘルペスウイルスに感染することで発症します。乳幼児期に感染することほとんどです。口の中に多数の水疱ができ、高熱や激しい痛みなどの重い症状が現れることもあります。他の人に感染させる可能性があるため、医師から外出許可が出るまでは自宅待機を指示されます。一度感染すると、大人になってからも疲れたときなどに再発しやすいのが特徴です。
④カンジダ性口内炎
カンジダ菌と呼ばれる、どんな方のお口の中にも生息している細菌が増殖することで発症します。幅広い年代の方で発症しますが、健康な方が発症することは少なく、抵抗力の下がりやすい状態の方(糖尿病などの全身疾患と闘病中だったり、抗生物質などの薬を長期間服用中、乳幼児や高齢者など)が発症しやすいとされています。
⚠️見分けの付きにくい口腔がんに注意!⚠️
舌、歯ぐき、口腔底、頬の粘膜、顎の骨など、歯以外の口の中ならどこにでも発生する可能性がある口腔がん。特に多いのが「舌」にできる舌癌です。口腔がんの約6割を占めていると言われています。
初期に痛みがないことが特徴で早期発見しにくいです。
原因としては慢性的な刺激によって粘膜の細胞に異常が起きることです。例えば、喫煙や飲酒、歯列不正や入れ歯の不適合、詰め物や被せ物の不適、虫歯や歯周病、10日以上治らない口内炎などがあげられます。
口内炎は口腔がんと違って1〜2週間で治っていきます。それ以上の期間が経っても口内炎が治らない、もしくはいつもとは違う様子の口内炎を見つけたら、早めに耳鼻・咽頭科もしくは口腔外科のある病院を受診されてくださいね!
歯周病、虫歯、歯並びでお困りの方は、新町なみき通り歯科までお越しください。