セミナーに参加してきました!
こんにちは🌸
歯科助手の松原です(^^)
今日から12月!
2017年もあとわずかですね⛄️
先日、『歯周病のメカニズムと口腔内細菌セミナー』に参加してきました✏️
昨今、メディアや新聞などで【ペリオドンタルメディスン(歯周医学)】が注目される中、以前に比べて歯に関心をお持ちの方が増えてきています✨
皆さんはお口の中にどれくらいの数の細菌が
存在しているか知っていますか?
なんとプラーク1gあたり1000〜2000億個、
約700種類の細菌が存在しています😈
これは手のひらよりも多いそうです🌀
【歯周病菌の豆知識】
歯周病菌のエサは血液(鉄分)です💉
歯ブラシで血が出るのは
悪玉の歯周病菌が増えているということです。
さらに免疫細胞(白血球)が歯周病菌と闘おうと
集まってくる為、歯肉が赤くなります⚡️
【悪玉の虫歯菌の豆知識】
虫歯の原因菌のひとつとして広く知られているのが、ミュータンス菌です😈
ミュータンス菌には菌体内貯蔵機能があります。
一度でも砂糖の含まれた食物を摂取すると、
ショ糖を原料にして菌の産生する酵素により
粘着性の多糖体(ムタン=グルカン)を作り続けるので、虫歯が進行し続けます😨
また、ミュータンス菌は歯面に強固に付着するのでやっかいな細菌です🌀
【歯周病と全身疾患の関わり】
「お口の病気はお口の中だけのもの」
と考えていませんか?
実は歯周病はお口の中の病気のひとつではありますが、身体の中の様々な疾患とも関連しているため、身体全体へも影響を及ぼすということが分かってきています💊
⭐️糖尿病との関わり
糖尿病は血糖を下げるホルモン(インスリン)が足りなくなったり、上手く作用しなくなることで、高血糖が続く疾患です。
血糖値が高い状態が続くと、様々な合併症が起きやすいとされており、歯周病は糖尿病の合併症として捉えられています。
糖尿病の人は、糖尿病でない人に比べて歯周病になるリスクが高いという報告や、歯周病の治療によって歯茎の炎症が改善すると、インスリンが働きやすい状態になって、血糖値が改善する可能性があるという報告があります✨